2021年10月23日(土)16時〜17時半

出演:長谷川琢也(フィッシャーマン・ジャパン)/佐々木一成(丸共丸)/佐藤栄治郎(隆栄丸)/藤本智士(にかほのほかに)

こんにちは。にかほのほかにプロデューサーの藤本智士です。
秋田といえば「米」や「酒」!なイメージしかなかった僕が、秋田に通うようになって最初に驚いたことは、海産物の豊富さでした。秋田が日本海に沿ってあるというその地理は知っていたはずなのに、「はたはた!」「ハタハタ!」「鰰!」という威勢の良い声にかき消されていたのか、多様な水産資源に気づけなかったのだと思います。
しかし普通に考えれば、北端の青森県境から南端の山形県境に至る全長約 264kmもの海岸線を持つ秋田県でハタハタ以外の魚がとれないわけがない。なのにどうして他の魚のことが聞こえづらかったのか? 秋田の水産事情ってどうなってるの? という、素人満開の素朴な疑問から、にかほの海に携わる若手漁師お二人にお話を伺うことにしました。

そして今回、水産について超素人な僕をフォローしてもらえるよう、宮城県石巻を拠点に活動する、東北の若手漁師チーム、フィッシャーマン・ジャパンの、長谷川琢也さんにも出演いただき、にかほのほかの水産事情についても、お話をきければと思っています。
地域や業種の枠を超えて、東北から日本全土、そして世界に向けて、次世代に続く未来の水産業の形を提案する、長谷川さんの知見と、にかほの海の未来を担う若手漁師二人とのセッションから、多くの人が、にかほの、秋田の、日本の、水産について考えてもらえればと思っています。

当日は、下記URLより、オンラインで自由に無料視聴いただけますので、ぜひご参加ください。
https://us02web.zoom.us/j/83586749134

長谷川琢也(はせがわたくや)
ヤフー株式会社勤務。フィッシャーマン・ジャパン事務局長。潜水士。自分の誕生日に東日本大震災が起こったことから、東北に関わり始める。そこで漁業の未来をみつめる漁師たちに魅せられフィッシャーマン・ジャパンを設立。2018年ヤフーが持つ力を日本の海の課題解決に活かすため Web メディア Gyoppy!を立ち上げ、現在は Yahoo! JAPANSDGsの編集長を務める。水産業に特化したクリエイティブチーム「さかなデザイン」のプロデューサーも。

佐々木一成(ささきかずなり)
丸共丸の漁師。由利工業高校、北里大学を卒業後、神奈川県の吉川水産(株)に就職。鮮魚販売に携わるなかで魚の目利きや鮮度の重要さを学ぶ。2013 年にかほ市象潟にAターンして漁師に。「日本の漁業が直面している多くの問題をこのまま見過ごしていては、育ったまちの風景や漁師という素晴らしい仕事を子供たちに残せない」と、魚を獲るだけでなく、漁獲物の鮮度保持やオンライン販売、「漁tuber カズナリ」としてのYouTube配信など、新しい取組を続けている。

佐藤栄治郎(さとうえいじろう)
隆栄丸4代目船長。地元の高校卒業後、父親が営む船に乗り修行。26歳で船長を任せてもらい、今年で漁師を始めて9年目となる。秋田県最年少船長。漁師歴43年の父親と乗組員数名で操業。水深50m〜400mに網を落とし船で引っ張る底曳き網(そこびきあみ)漁業を主力に、釣り船、体験漁業、素潜り漁も。水揚げ後すぐの魚を海上で血抜き、氷詰め、箱詰めを徹底し、消費者に直接販売。底引き網の魚を船上に出す動画をTikTokにアップし続けフォロワー数は14万人も。


進行:藤本智士(ふじもとさとし)
にかほのほかに(旧上郷小学校)プロデューサー。編集者。有限会社りす代表。

※アーカイブ動画をYouTubeに残す予定です。続けフォロワー数は14万人も。
進行:藤本智士(ふじもとさとし)
にかほのほかに(旧上郷小学校)プロデューサー。編集者。有限会社りす代表。